音語り×花語り Vol.2 新春連花編

写真-15
音語りとは?

音だけではなく、お話をまじえながら、
より深くより近くより楽しく味わっていただく「音語り」

師走に開催した新コラボ企画「音語り×花語り
たくさんのご好評をいただき、第二弾を計画いたしました。

【日時】
2017.1.29 (日)13:00 (-15:00)乳幼児可 / 15:30(-17:30)
1.30(月)19:00(-21:00)

※各3回とも同じ内容です。
※1.29(日)13:00の回のみ、乳幼児も可。
※お花の仕込みがある為、前日夜までのお申し込みで、締め切らせていただきます。

【場所】
市田邸
東京都台東区上野桜木1-6-2


※暖房はありますが、古い日本家屋特有の寒さですので、
防寒具をたっぷりお持ち下さいませ。
※和室ですが、椅子のご用意もございます。

【参加費】
大人   4500円
大学生  3000円
小中高生 2000円
乳幼児 無料(1/29 13:00の回のみ参加可能)

※お花代含む。お花はお持ち帰りいただけます♪
※鋏、花器などはこちらでご用意いたします!

【お申し込み】
1/29 日 13:00 (乳幼児可)コチラ
1/29 日 15:30  コチラ
1/30 月 19:00    コチラ

【お問い合わせ】
コチラより

【曲目】
宮城道雄 / かぞえ歌変奏曲
宮城道雄 / 春の海
日本古謡 / さくらさくら
ヴィヴァルディ/ 「四季」より抜粋

※曲目は都合により変更する場合がございます。

 

【講座内容】

師走に開催した新コラボ企画「音語り×花語り」
たくさんのご好評をいただいたので、第二弾を計画いたしました。

img_4568

今回は、連歌ならぬ、連花。
「おひとり、ひと花」を皆で連ねてひとつのお花をつくります。

前回は、「お花を生けること、ふれることで、
静かに自分のこころと向き合うことができた。
新しい風が吹いたようだった」というご感想もいただきました。

img_4283

室町時代に確立したといわれる華道ですが、花はもともと、宴や儀礼の時に、あちこちに浮遊する八百万の神を呼ぶアンテナ(まれびとが影向する依代)として立てられていました。ときに歌にあわせて生けられこともあり、音が語り音を通して見る世界を、花を立てることで呼び寄せて花とともに語る世界にひたる。見えないものを堪能することで、その力を取り入れるのは、先人たちの知恵でした。

img_4280-1

奥平講師の石草流では、日本古来の風習をふまえ、野山にあるが如く自然を写す作風が特徴となります。法則や花型をきめて、そのなかに花をあてはめていけることはせず、花や枝のもっている美しさに、教えられていけます。花の美しさは、人それぞれ違います。自分が何にひかれるか、自分の琴線を探るという自分との対話と、それをいかす素材との対話を大事にしながら、今回は「おひとり、ひと花ずつ」順にいけていきます。

img_4715

ヴァイオリン演奏に加え、新春らしく、お箏も入ります♪
お箏という楽器の構造や魅力、歴史などのお話とともに、
独奏もたっぷりとお楽しみいただきます。

音楽も花も、時間の芸術。立ち上がる世界に想い馳せることで、心が動いたり潤ったりすることを楽しむことができます。「演奏する人・聞く人」「活ける人・見る人」と分けることなく、音と花を通して、あらゆる角度から人の心の彩りや面白さを再発見し、みなさまとひとつの場を作り上げていけたらと思います。

築百年を超える市田邸は、江戸から明治に続く寺町・お屋敷町の風情を現代に伝えています。今は貴重となった縁側は子どもも大好き。素晴らしい空間とともにお楽しみください。
Web

日々育児に奮闘されるパパさんママさんたちにも、お子さんと一緒に生の演奏を身近に楽しんでいただけますように。

img_4586

お申し込み、心よりお待ちしております。

 

【講師】

奥平清祥(花語り・いけ花)

石草流(せきそうりゅう) いけ花 家元後継
http://sekiso-ikebana/tokyo
東京都生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。
幼少より慣れ親しんだいけばなの道に進み、ホテルオークラ東京、アマン東京、サニーヒルズ東京などの館内装花を担当。
大学卒業後、NECでの新聞製作デジタル化の基礎設計、博報堂生活総合研究所でのフリープランナーを経て、LVMHグループでハイエンド・マーケティングの戦略立案に関わる。日本農業経営大学校で非常勤講師を勤め、食と農と文化を軸に生活者の心理と需要を探るため多面的多層的なマーケティングと営業支援を教授。
ホテルオークラを飾るために立ち上げられた石草流いけばなでは、国内外のお客様やVIPをおもてなしする精神とかたちを学び、家元である母の助手と新人の育成にあたる。
和洋混合のスタイルとリズムになった現代の生活やビジネスに、自然やアートでいかに潤いと彩りを取り入れられるかを研究・提案。分野を横断連携して、日本文化の継承と次世代への訴求を図る活動・ネットワーク形成に努めている。

pic2
本郷 幸子 (音語り・ヴァイオリン)

東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、3年半研鑽を積む。これまでに札幌 Pacific Music Festital(PMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスナント市 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに招聘され演奏。2010年夏に、ドイツより帰国。現在は上野学園大学非常勤講師として後進の指導にあたりながら、横浜シンフォニエッタなどのアンサンブルをはじめ、幅広く活動している。寺子屋 NOTH.JPでは、広く一般に音楽を深めていただく場として、講座「音語り」を開催。

http://sachiolin.wix.com/sachikohongo3
http://sachikohongo.wordpress.com
Twitter:@sachikohongo

unnamed-29

北川 綾乃(お箏)

富山県出身
幼少より生田流箏曲、地歌三絃を北川雅楽敏に師事
東京藝術大学卒業
東京邦楽コンクール3位
全国高校生邦楽コンクール2位
(一社)富山県芸術文化協会奨励賞受賞
2015年 文化創造センターヘリオスにてリサイタル開催
2015年 舞・振付・演出森山開次、作曲・音楽監修笠松泰洋「YUMEJI」に箏で参加
2015年 音楽朗読劇「白鷹の山」に箏で参加

現在、生田流正派師範(雅楽乃)
森の会会員
伝統芸能国際化協会在籍
東京藝術大学音楽研究科修士課程邦楽専攻2年在籍

image1-2

 

地図および市田邸の写真 ©たいとう歴史都市研究会
(掲載許可いただいています)