ひとのこころからだ 第2回 

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沢山の反響をいただいた「ひとのこころとからだ」
待望の第2回です。稲葉講師のまろやかな語り口で、
分かりやすく、深いお話を聞いていると、その場自体が
ひとつの治癒になっていくことに、感動をおぼえます。
わたしたちが、ひとつの命として、どのようなプロセスのなかで、生まれ出て、そして生きているのか。

今回は植物意識と動物意識のあわいとしての「わたし」
テーマに、語っていただきます。

どうぞお聞き逃しなく!

第1回アンコールも前日6/14にございます。
理解を深めたい方は是非そちらも♪

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日時:2014.6.15(日) 14:00-16:00
※16:00-18:00 質問&雑談タイム(参加自由)

場所:東京大学(本郷キャンパス)医学部教育研究棟13階 1303 第5セミナー室

参加費:2000円
(当日、会場でお支払いくださいませ)

お申し込み:コチラ
(定員になり次第、締め切らせていただきます)

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第2回 植物意識と動物意識のあわいとしての「わたし」

「にんげん」は永遠なる「いのち」の流れの中で創造される芸術作品です。「いのち」が海から陸へとエイヤ!と飛び出した時、様々な場所で大革命が起こりました。

どんな「にんげん」も、ひとつの受精卵細胞(単細胞生物)から、約100000000000000個の生命体(多細胞生物)へと変化する奇跡的なプロセスを経ています。

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初期の受精卵では、動物極と植物極という二つの極へ引き裂かれますが、
その後の発生の過程では、「くだ」としての植物性臓器を覆うように動物性臓器がかぶさります。
こうして、宇宙と共振する植物性臓器はミクロコスモスとして人体の中に秘かに閉じ込められるわけです。
そのことで、「にんげん」は自然と調和的な植物性意識と、反自然的な動物性意識のあわいの存在となりました。

 

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胎児は羊水という海の中から、この世への誕生により陸へと上陸します。
胎児は母体の十月十日で「いのち」が海から陸へと進化した歴史を繰り返すと、三木成夫先生はおっしゃいました。

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今回の講座では、そんな植物意識と動物意識の葛藤に悩む「にんげん」を、受精卵の発生と「いのち」の進化の歴史を重ね合わせながらご紹介します。

その上で、宇宙に浮かぶ地球という星に生まれた「にんげん」は、どういうお役目があるかを共に考察しましょう。

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・本講座概要

日々医療の現場で働いていると、生や死や老いや病、人間や自然や魂や生命に関して考えざるを得ません。実際の医療現場では答えが用意されているわけではないので何が正解なのかは分かりません。ただ、その瞬間その瞬間でベストと思われる選択肢を選びながら、共同作業のようにケアやキュアは行われていきます。いづれにせよ、人間とはなんとも不可解で矛盾に満ち満ちた愛すべき存在だとも思います。そこに可能性があります。

「わたし」とは果たしてなんでしょうか。なぜ生や死があり、人間はなぜこの世に生まれて死んでいくのでしょうか。死とはなんでしょうか。死んだら人間はどこにいくのでしょうか・・・・。

自分にもさっぱり分かりませんが、日々の医療現場で膨大な事例に巻き込まれながら、臨床現場を素直に観察しつつ、様々な文献とあわせて考察を深めていくと、色々な発見や驚きがあります。現場から学んだ知見は単なる知識で完結するのではなく、実際に応用できることが多いものです。医療の臨床現場で得た「にんげん」全般に関する知見を対話しながら共有することは、自分にとっての学びでもあります。

病や死は、他者だけではなく自分も含めて誰にでも平等に訪れます。そういう状況に遭遇した時に、ふとこの講座の内容をふと思い出し、別の見方もできるようになればうれしいです。また、聞き手の方が各自で研究や考察を深めて頂き、別の機会で自分にも教えて頂けるとうれしいです。

本講座では、人間の「謎」に注目しながら、「あたま」、「こころ」、「からだ」、「病い」、「生や死」・・・それぞれの接点や重なりを考察し、人間や生命に対する深い理解に至れるよう努めます。

自分は、人間の可能性や治癒の力を信じています。可能性にはプラスもマイナスもありますが、それもすべて含めて人間の可能性を信じながら医療現場で働いています。この世界の多様性と個別性を両立させながら、誰もが自分らしく自立して楽しく生きることができる社会をみなさんと創造していきたいと考えています。よろしくお願いします。

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講師:稲葉俊郎

 

1979年 熊本生まれ。
1997年 熊本高校卒業。
2004年 東京大学医学部医学科卒業。
その後、相澤病院、心臓血管研究所などで臨床経験を積む。
2014年 東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程卒業(医学博士)。
現在、東京大学医学部付属病院に循環器内科医として勤務。

心臓を内科的に治療するカテーテル治療や心不全が専門。往診による在宅医療も週に一度行い、心臓以外の病気も全て診ている。あらゆる代替医療や各種ヒーリングも満遍なく勉強している。登山やクライミングが趣味である。東京大学医学部山岳部の監督、涸沢診療所所長(夏季限定の山岳診療所)も兼任し、夏には山岳医療も行っている。

科学、伝統医療、心理学、精神医学、芸術、民俗学、宗教、農業、精神世界・・・など、現代医療に色々なものを自由自在に結び付けつけていくことを日々考えている。

尊敬する人物は岡本太郎、横尾忠則、手塚治虫、河合隼雄、井筒俊彦、村上春樹、寺田寅彦、武満徹、美輪明宏、葛飾北斎、バックミンスター・フラー、ジョンレノン、老子、荘子、ブッダなど多数。

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