大人のための数学講座 in 大阪「計算と無常」

現在、『数学する身体』に続く新潮社からの第二作の執筆に没頭している森田さん。今回の「大人のための数学講座」では、執筆中の著書でまとめつつある内容についてお話いただく予定です。

ユークリッドやデカルト、リーマンやフレーゲら、様々な数学者たちの思考と人生を辿りながら「計算」という概念の形成を追ってきた森田さんの『新潮』での連載を読まれた方も、そうでない方も。「計算」という営為の形成とともに、そこからこぼれ落ちてきたものは何かを問い続ける森田さんに、今回は「計算と無常」と題して、たっぷり三時間お話いただきます。

これまでの「大人のための数学講座」同様、予備知識などは特に必要ありません。初めての方もぜひお気軽にご参加ください。
ぜひお楽しみに!!

●日時
2019年9月22日(日)
14:00-17:00

●会場
O塾 -わ塾-
大阪府池田市菅原町9-10
(阪急電車宝塚線「池田」駅より徒歩5分)

●参加費
5000円

●お申し込み
http://noth.jp/lecture/otona2/21/

●講師
森田真生
1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、全国各地で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」など、ライブ活動を行っている。また、デビュー作となる『数学する身体』は新潮社から2015年10月に刊行。

「松葉舎」の出張講座 in 京都

松葉舎」というユニークな私塾を立ち上げ、
学問分野の垣根を超えて心(Mind)と生命(Life)についての
思索と探究を続けている江本伸悟さん

11/23(金)京都 瑞泉寺にて出張講座です!
お申し込みはコチラ
http://noth.jp/event/shoyosha/

●江本伸悟(えもとしんご)

学者。東京大学大学院にて渦の物理を研究して博士号(科学)を取得。現在は在野にて、生命と心の普遍性、科学と芸術の身体性について、探求を続けている。独りでは想えない不思議を想い、感じられない美しさを感じるための場所として、私塾・松葉舎を主宰。

学部時代は生命と認知の科学を学んでいた。こうした問題を、生物学ではなく物理学の観点から研究する分野があること、当時の自分には想像だにできなかった角度からこの世界に触れていく方法があることを知って感銘を受ける。物理学の瞳をつうじて生命の渦巻く風景を探求していきたいと、大学院からは研究分野をかえて物理の世界に飛びこむ。博士号を取得して在野に出てからは、科学に限らず、哲学、歴史、芸術や芸能など、様々な方向から生命と心の探求に取り組んでいる。2017年より正式開塾した松葉舎では、生徒それぞれが自分の学問の中心となる主題を見つけ、その探求と発表を重ねている。社会学、ファッション、ゲーム、日本文化、お能、野口体操、結び、ダンスなど、分野を横断する議論が交わされている。

他にもNOTH主催の連続講座「自然を描く筆としての数学」「物理十話」、能楽師・安田登氏の寺子屋「渦と古事記」「自然の心、自然の意識」、落語家・立川吉笑氏の「吉笑ゼミ。」、独立研究者・森田真生氏の「大人のための数学講座」など、各方面への出張講師としても活躍中。ファッション塾「ここのがっこう」にも特別講師として関わっている。修士論文では先端エネルギー工学優秀賞、博士論文の一部を発表した日本物理学会では学生優秀発表賞(領域2)を受賞。

●松葉舎

https://www.shingoemoto.com/school/

“ 身体に宿る知性、環境に広がる心、意識の起源、Life as it could be。あるいは相対性理論や量子論、不完全性定理に不確定性原理。学問の世界には、人生をまっすぐに生きているだけでは夢想だにできない問いや考えが、ごろごろと転がっている。

解剖学者の養老孟司さんが、何かを学ぶということは死ぬということですからね、と述べていたけれど、それは本当のことだ。こうした非自明な思考、力強い問掛けへと触れて戦慄を覚えたとき、それまでの自分に形を与えていた常識はぐらつき、かつて存在していた自分は、そこからいなくなってしまう。それはいっぺん死んで、新しい自分の姿を生き直すという経験に他ならない。

学びの場所とはまず何よりも、このような自分独りでは夢想だにできない思想、それが故に、ともすれば一度もそれに触れることのないまま人生を往きかねない思想へと、ふと出会える場所でなくてはならない。

それにしても、こうした夢想だにできないはずの世界、たとえば相対性理論の世界をはじめに夢想し得たのは、一体誰だったのだろうか。ときどきふと、そんなことを考える。もちろんそれは、誰もが知っているように、かのアインシュタインによって生みだされたものに違いない。しかもアインシュタインは、研究資金を大学に頼ることもなく、特許庁へのお勤めと家庭教師の収入とで賄っていたというのだから、まさに相対性理論は、アインシュタインの独創による賜物であったと、一先ずは言えるだろう。

しかし本当のことを言うと、それはアインシュタインただ独りの精神によって生み落とされたものではなかったのかもしれない。アインシュタインは、彼のもとに集った家庭教師の生徒達とともに、ポアンカレやマッハなど当時最高の知性をもった学者らの書物を輪読するオリンピア・アカデミーを開催していた。そうして、そこでの読書や談議を通じてこそ彼らは、それまでの身に纏っていた常識をひとつひとつ脱ぎ捨てて、相対性理論という新しい常識の衣を織り上げていくことができたのである。オリンピア・アカデミーは、ただ先生から生徒へと知識が受けわたされる教育の場所ではなく、そこで先生と生徒とが一緒になって、新しい常識、新しい世界、そうして新しい自分を立ち上げていく、まさに学問の現場として存在していたのだ。

アインシュタインの頭脳をめぐる孤立した情報の流れではなく、アインシュタインと生徒達、彼らの頭骨を突きぬけて行き交う融通無碍な流れのうちにこそ、相対性理論は渦を巻いて現れた。そもそも学問というものは、孤独な精神のうちにではなく、一人一人の精神を超えて広がる大きな心の場所においてこそ、その実を豊かに育んでゆくものなのだろう。不思議を想う心ひとつとってみても、それは人から人へとこともなげに伝染していく。そして遂には、ひとりひとりの精神を包みこんで広がる、ひとつの大きな不思議の心となる。こうした大きな心に支えられてこそ私たちは、自分独りでは想えない不思議を想い、感じられない美しさを感じ、考えられない物事を考えることができるのである。

この度開校する私塾・松葉舎が、こうした大きな心の立ち上がる場所となることを願う。”

(松葉舎 「開講の挨拶」より)

小林先生の新著「ブラックホールと時空の方程式」

小林晋平先生の初の著書が12月12日に森北出版から発売されます!
NOTH.JPでの連続講座が土台となって、執筆から実に6年をかけて
書かれた渾身の一作です。ぜひお手にとってくださいませ^^
出版記念講演もNOTHで企画予定です。また追ってお知らせいたします♪

 

 

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数学の演奏会 in Smartnews

全国各地で人気を博している
森田さんの「演奏会」を
今年もSmartNewsにて開催します。

「音楽を演奏するように数学を届けたい」
という森田さんの情熱溢れるトークライブは、
当日になるまで
どんなお話が飛び出すかわかりません。
古今東西の数学者の思想から人生模様まで、
数々の「数学する身体」が織りなす
思考のドラマを、
今回も思う存分お楽しみください。

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おと語り×もの語り vol.2 〜物理学者 江本伸悟さんをお迎えして〜

 音語りとは

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【日時】
2018.6.2 (土)19:00-21:00
2018.6.3 (日)13:30-15:30
※両日、同じ内容です。
※各日、場所が違います(!)

【会場】
6/2(土)
発酵するカフェ麹中
文京区本郷2-35-10 本郷瀬川ビル1F
https://www.facebook.com/koujichuhongo

丸の内線 ・大江戸線「本郷三丁目駅」より徒歩5分
三田線「春日駅」より徒歩7分
南北線・丸ノ内線「後楽園」より徒歩9分
JR「水道橋駅」より徒歩11分

 

6/3(日)
Studio Andantino
東京都北区田端 5-1-12 Villa Andantino
http://studio-andantino.com/access.html
第3スタジオ(1階)
JR「田端駅」北口改札より徒歩4分

【講座費】
3500円(学生2500円)

【お申し込み】
6/2 (土)19:00 本郷3丁目 コチラ
6/3 (日)13:30 田端 コチラ

【講座内容】
毎回違ったテーマで、話と演奏を織り交ぜながら進んでいく「音語り」ですが、今回は2年ぶりに物理学者 江本伸悟さんをお迎えして、「おと語り×もの語り」Vol.2を開催いたします。前半は、認知科学のお話をベースに、わたしたちと世界がどのようにふれあっているのか、あるいは“世界を生み出しているのか”を探っていきます。後半は、演奏するときに五感をどのようにフル活用しているのか、楽器を身体の一部としてどのように拡張しているのかなどを紹介しつつ、実際にからだを使ってミニワークショップもします。モーツァルトやプロコフィエフなど、スタイルも時代も違う曲をお楽しみください。

“ひとのこころの仕組みをしらべる認知科学の分野は、長い年月をかけ、こころとからだの密接な関係を解き明かしてきました。

耳があるから聴こえるのではなく、脳があるから考えられるのでもない。こころはいつも、からだとともにある。わたしたちは、からだを使って「おと」を聴き、「もの」を考えている。

このたびの「おと語り✕もの語り」では、「おと」を聴き、「もの」を考えるとき、わたしたちのからだがどんな役割を果たしているかについて、考えます。”

【曲目】
ボッケリーニ / 2つのヴァイオリンのための二重奏曲 op.5(抜粋)
モーツァルト(A.Schulz編曲) / ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲」(ヴァイオリン二重奏)
バルトーク/ 44のヴァイオリン二重奏曲(抜粋)
プロコフィエフ / 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56 より 第1、2楽章
※曲目は都合により変更になる場合があります。

【出演】
江本伸悟(もの語り)


photo:Shiho Kito

学者。東京大学大学院にて渦の物理を研究して博士号(科学)を取得。現在は在野にて、生命と心の普遍性、科学と芸術の身体性について、探求を続けている。独りでは想えない不思議を想い、感じられない美しさを感じるための場所として、私塾・松葉舎を主宰。

学部時代は生命と認知の科学を学んでいた。こうした問題を、生物学ではなく物理学の観点から研究する分野があること、当時の自分には想像だにできなかった角度からこの世界に触れていく方法があることを知って感銘を受ける。物理学の瞳をつうじて生命の渦巻く風景を探求していきたいと、大学院からは研究分野をかえて物理の世界に飛びこむ。博士号を取得して在野に出てからは、科学に限らず、哲学、歴史、芸術や芸能など、様々な方向から生命と心の探求に取り組んでいる。2017年より正式開塾した松葉舎では、生徒それぞれが自分の学問の中心となる主題を見つけ、その探求と発表を重ねている。社会学、ファッション、ゲーム、日本文化、お能、野口体操、結び、ダンスなど、分野を横断する議論が交わされている。

他にもNOTH主催の連続講座「自然を描く筆としての数学」「物理十話」、能楽師・安田登氏の寺子屋「渦と古事記」「自然の心、自然の意識」、落語家・立川吉笑氏の「吉笑ゼミ。」、独立研究者・森田真生氏の「大人のための数学講座」など、各方面への出張講師としても活躍中。ファッション塾「ここのがっこう」にも特別講師として関わっている。修士論文では先端エネルギー工学優秀賞、博士論文の一部を発表した日本物理学会では学生優秀発表賞(領域2)を受賞。

私塾ホームページ http://www.shingoemoto.com/school/

成田叶(ヴァイオリン)
上野学園大学演奏家コース3年

清水ちひろ(ヴァイオリン)
上野学園大学2年

本郷幸子(おと語り、ヴァイオリン)

photo:Shiho Kito

東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、3年半勤務。これまでに札幌 Pacific Music Festital(PMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスナント市 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに招聘され演奏。2010年帰国。上野学園大学ヴァイオリン科非常勤講師、横浜シンフォニエッタ シーズンメンバー。寺子屋 NOTH.JPでは、広く一般に、音楽を楽しみ深めていただく場として、講座「音語り」を開催。4スタンス身体理論 Reashトレーナー(コーチ級)

 

音語り 〜リュート奏者 坂本龍右さんをお迎えして〜


音語りとは?


【日時】
2017.10.5 (木)
昼の部 13:40開場 14:00開演(乳幼児可)
夜の部 18:30開場 19:00開演

※両回とも同じ内容です。
※昼の部のみ、赤ちゃん連れもウェルカム♪

【場所】
市田邸
東京都台東区上野桜木1-6-2

JR 日暮里駅、鶯谷駅、上野駅
千代田線 根津駅、千駄木駅より
約15分

※和室ですが、椅子のご用意もございます。

【参加費】
大人   3500円
大学生  2500円
小中高生 2000円
乳幼児 無料(昼の部のみ)

【お申し込み】
昼の部 14:00(乳幼児可)はコチラ
夜の部 19:00はコチラ


【講座内容】

リュート

日本の琵琶などとも共通のルーツを持つとも考えられているこの楽器は、かつてヨーロッパにおいて最も愛された楽器でした。特に15世紀の後半から17世紀前半にかけては、ヨーロッパ各地で名手が次々と輩出し、独奏楽器・伴奏楽器としてリュートのためのおびただしい音楽が生み出されました。


リュートはまた、一般の音楽愛好家のための楽器として、音楽の初心者のための手習いの楽器としても、広く人気を博しました。

そのリュートが全盛を極めていた16世紀末頃のイタリアで、テオルボが誕生しました。


テオルボの誕生は、当時の人々が求めた新しい音楽に、リュートを適応させようとした結果でもありました。これはまさに、ルネサンス音楽からバロック音楽へという、時代の大きな流れとパラレルになっています。

今回の「音語り」では、そのリュートとテオルボを身近に見て、聞き比べられる、またとない機会です。


リュートでは、科学者ガレリオ・ガリレイの父ヴィンチェンツォが残した作品や、シェイクスピアの劇音楽として音楽を、またテオルボでは、その調弦の特性を存分に生かしたカスタルディや、ドゥ・ヴィゼーの作品などをお聞きいただきます。また17世紀は独奏楽器としてのテオルボの全盛期ですが、これはまたヴァイオリン音楽の黎明期とも重なっています。この時代の極めて質の高いヴァイオリン音楽は、しばしばテオルボによって伴奏されました。今回はヴァイオリンとのデュオの形で、伴奏楽器としてのテオルボもお楽しみいただけます。

【演奏曲目】
◆ガリレイ:サルタレッロ
◆シェイクスピアの劇音楽より
◆チーマ:2声のソナタ
◆カスタルディ:タステッジョ・ソアーヴェ
◆「ディヴィジョン・ヴァイオリン」より
◆ドゥ・ヴィゼー:アルマンド、シャコンヌ
◆べデッカー:ヴァイオリン・ソナタ

※曲目は都合により変更になる場合がございます


【出演】

坂本 龍右(リュート / テオルボ)

奈良県出身。東京大学文学部(美学芸術学専攻)を卒業後、バーゼル・スコラ・カントルムに留学し、リュートをはじめとする撥弦楽器をホプキンソン・スミス氏に師事、2011年に優秀賞付きで修士課程を修了。並行して、ルネサンス期のヴィオラ・ダ・ガンバをランダル・クック氏、通奏低音理論をイェスパー・クリステンセン氏、声楽をアルムート・ハイパリン氏、記譜法理論をヴェロニク・ダニエルズ氏にそれぞれ師事する。同校に新設されたルネサンス音楽科に進み、アン・スミス氏にルネサンス音楽理論を、クロフォード・ヤング氏にプレクトラム・リュートを師事し、2013年に修了。同年ラクィラ(イタリア)で行われた国際古楽コンクールにて第1位ならびに聴衆賞、2017年国際ビーバー古楽コンクールにてアンサンプル部門最高位。多彩なアンサンブルに所属し、ヨーロッパ各国の古楽祭に出演するほか、フランス・ドイツ・イギリス・オーストリアの各リュート協会よりソリストとして招聘を受けている。録音も自身のソロCD「Travels with my Lute」「Polyphony & Diminution」を含め、数多い。

公式サイト:http://ryosukesakamoto.com/

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本郷幸子(ヴァイオリン)

東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、3年半勤務。これまでに札幌 Pacific Music FestitalPMF)、ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランスナント市 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに招聘され演奏。2010年帰国。上野学園大学ヴァイオリン科非常勤講師、横浜シンフォニエッタ シーズンメンバー。寺子屋 NOTH.JPでは、広く一般に、音楽を楽しみ深めていただく場として、講座「音語り」を開催。4スタンス身体理論を廣戸聡一氏に師事。Reashトレーナー(コーチ級)
https://sachikohongo.wordpress.com/

 

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©noriko honjo

 

松葉舎公開サロン vol.1

NOTH講師の江本伸悟さんが今年より 私塾・松葉舎を開塾されましたが、この度、松葉舎の公開サロンをNOTHの主催にて開催することになりました。

科学、数学、哲学。芸術、芸能、武術。建築、ダンス、ファッション。さまざまな分野で活躍されている先生をお招きして、その一流の感性に触れさせていただくことを目的とした松葉舎のサロン。記念すべき第1回公開サロンのゲストには、独立研究者の森田真生さんにお出ましいただきます。松葉舎に興味がある方はもちろん、森田さんのトークを楽しみにされている方や、江本さんのレクチャーを体験したいという方も、是非お越しください。

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「数がつくった言語」(新潮 6月号)

森田真生講師が、新潮6月号に寄稿されています。
ぜひご一読くださいませ。

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森田講師のNOTH講座は、
次は8月を予定しております。
お楽しみに♪ 

 

音語り オト語り×モノ語り

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毎回違ったテーマで、生の演奏とお話をお楽しみいただく
「音語り」ですが、今回は、初の試み、他の講座との
コラボレーション企画です!

題して「オト語り×モノ語り」

前半は、NOTHで講座「物理十話」を開いている物理学者の
江本講師に語っていただき、後半は音楽のお話と演奏をします。

・日時
2016.4.29 (祝)11:00-13:00
2016.5.1(日) 18:30-20:30

※両日同じ内容です

・場所
Studio Andantino
東京都北区田端 5-1-12 Villa Andantino
http://studio-andantino.com/access.html
第1スタジオ(2階大ルーム)(4/29)
第3スタジオ(1階)(5/1)

・講座費
3500円(学生2000円)

・曲目
メンデルスゾーン / 春の歌
ベートーヴェン / ヴァイオリンソナタ第5番「春」

・お申し込み

コチラ 4/29

http://noth.jp/lecture/oto/12/

コチラ 5/1

http://noth.jp/lecture/oto/12_3/

・お問い合わせ

物理の話というと、高校の授業、質量、力、運動など・・・
計算をしなくてはいけないのかな?そんな風に思われる方も
いられるかもしれませんが、江本講師のお話は何だかすこし様子が違います。

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「私たちの身辺には、いまだ私たちが気づいていないような
多くの生命現象が満ちている。そうして、これまで気づいていなかった
生命の存在に気づいたとき、私たちはなんだか嬉しくなる。
この喜びこそが、科学という営みの本命なのである。」

物理十話 「モノと生命」より)

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花が開き、若葉が芽吹き、虫たちが蠢く春。
生命がまさに満ちあふれてくる季節。

そんな生きものたちの営みも、
どうやら、科学(物理)という物差しを通して、
その先に見える風景があるらしい。
咲き乱れる花には知性があるかもしれない、
土に蠢くダンゴムシにも心があるかもしれない、
はたまた、砂浜を移動するカニの群れにも意識が宿るかもしれない。。。

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なんだかワクワクしてきませんか?
そして、そもそも、自分はどういう風に風景を感じているでしょうか。
何をモノとして感じて、何をコトとして感じているでしょう。
太陽はモノでしょうか?コトでしょうか?
ろうそくはモノでしょうか?コトでしょうか?

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そんなお話を引き継ぎ、後半「オト語り」では、
音楽の生命力の源ともいえる「リズム」について
お話したいと思います。赤ちゃんのときにいつも聞いていた
お母さんの心臓の音、寄せては返す波の音、日々話すことばの
なかにも、リズムが息づいています。人間にとっての「一瞬」とは
何秒でしょうか?呼吸と心臓を打つ回数はどう関係しているでしょうか?
そして、音楽では、どのように音が息づいているのでしょうか。

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「春」の愛称で親しまれているベートーヴェンの名曲
ヴァイオリンソナタ第5番を例にして、
メロディーをすこし解体してみたり、リズムの要素を抜き出してみたり
いろいろ変化をつけ、どのように感じるか体験していただきます。
そして、講座の最後は、全楽章通して、演奏をたっぷりとお楽しみください。

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「生命に満ちた風景を見たい!自然のすべてが生命として
感じられるような世界を立ち上げるために、科学をやっている」
と語る江本講師。その世界に対する眼差しは、誠実で、やさしく、
お話を聞いたあとには、きっと、自分のなかのなにかが
変容するのを感じられると思います。

音楽と物理。オトとモノとコト。
一粒で二度美味しい、そんな企画になりますように。

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江本伸悟(モノ語り)

大学の学部時代、認知と生命について研究をしているとき、
こうした問題を「生物学の観点」からではなく「物理学の観点」から
研究している人たちがいることを知る。当時のじぶんからは想像だに
できない角度からこの世界を眺めている人々がいることを知って、
彼ら物理学者の瞳に映っている風景を、じぶんの眼でも眺めてみたい
という想いを抱く。大学院からは研究分野をかえて、
物理学の世界へと飛びこみ、そこでみずからの身体をつうじて
物理学の風景を観じてみることに。博士号を取得したあとは在野に出て、
自身の体験や物理学の歴史を踏まえながら「物理十話」なる講座を開講し、
そうしたなかで「物理とは?」ということを考えている。
NOTH主催の連続講座「自然を描く筆としての数学」「物理十話」、
能楽師安田登さんの寺子屋「渦と古事記」、落語家立川吉笑さんの
「吉笑ゼミ。(2015年4月の第4回)」など、各方面で講師として活躍中。

1985年、山口県生まれ。
2008年、東京大学工学部を卒業。
2011年、東京大学大学院にて修士号(科学)を取得。修士論文では、先端エネルギー工学優秀賞を受賞。
2014年、同大学院にて博士号(科学)を取得。博士論文の一部は日本物理学会にて学生優秀発表賞(領域2)を受賞。

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本郷幸子(オト語り・ヴァイオリン)

東京藝術大学、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学を卒業。
ドイツヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場オーケストラにて、
3年半研鑽を積む。これまでに札幌 Pacific Music Festital(PMF)、
ドイツ シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フランス ナント市
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などに参加。2010年夏、ドイツより帰国。
現在は、上野学園大学ヴァイオリン科非常勤講師として後進の指導をしながら、
横浜シンフォニエッタ、クァルテット・オチェーアノなどのアンサンブルを始め、
幅広く演奏活動をしている。寺子屋NOTH.JPでは、広く一般に音楽を
楽しみ深めていただく場として、講座「音語り」を開催。
能楽師 安田登先生の寺子屋では、2014年より年末の「音楽寺子屋」として出演。

http://sachiolin.wix.com/sachikohongo3

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©Noriko Honjo

村本 麻里子(ピアノ)

兵庫県立西宮高校音楽科、東京藝術大学卒業。
ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学を経て、
ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学卒業。
帰国後、神戸学院グリーンフェスティバルにおいて
ソロリサイタルを行うなどソロ活動の他、室内楽奏者としても、
声楽や管弦楽器など様々な楽器奏者と共演している。
2010年より始めた「ベートーヴェン室内楽シリーズ」では、
ヴァイオリン&チェロソナタの全曲演奏に挑戦中。
2011年ドイツ・ブレーメン(於:ザンクト・シュテファン教会)で
「歌の慰め」と題した歌とピアノによるコンサートを行い
現地新聞でも取り上げられた。2012年より地元所沢で
「ブランチコンサート」を主宰し、既に17回、自身のソロや
室内楽コンサートを開催。2014年広島県尾道市「平山郁夫美術館」に
於いて平山郁夫没後5年の追悼記念コンサートに出演。

村本麻里子写真

【レポート】うちゅうのおはなし in ぐんま

昨年12月に、大竹レンガ倉にて
宇宙のお話 ビッグバンて何だろう
を開催しました。

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ビッグバン
宇宙が爆発的に広がって今も広がり続けている
本当でしょうか?

どうして広がり続けていることが観測出来るの?

小林先生は身近な例から原理を解説します。
なるほど!とみんな納得しました。

続いて
ビッグバンの実験です。
真っ暗にした会場に「ボン!」という音とともに光が!
どうしてビッグバン(爆発)が起ったのでしょう?
この質問もみんなで考えました。

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今度は月までの距離を計算します。
実際に地球から月までの距離が
どれくらいの精度で予測することができるだろう?

その昔 アレキサンドリアでは、
驚く程の精度で月の大きさや、
太陽や地球の大きさがわかっていました。
同じ原理で 実際に月までの距離を、
今回はボールを月に見立てて計算してみます。

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広い会場で実際に長さを計り、
お父さんお母さん子供たちで、
グループを作り、
紙と鉛筆で月までの距離を予測します。

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誤差がどれくらいか、誤差率も計算して何%まで計算。
家族で1グループ、みんな計算に夢中です。
さあ、だれが1番誤差が少なかったかな??

実際に動いて、測って、計算して
誤差率を計算する時間が、
子供たちもお父さんお母さんも
1番楽しそうでした^^

本当にたくさんの方に参加して頂けました。
年齢や学年によらず小学生から高校生、年配の方までいらして下さり、
清々しく、寺子屋らしい場になりました。
参加された皆様の間から受ける刺激も実に沢山ありました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
今後も、ノイズに溢れ楽しく相互に学ぶことができる機会を考えて参ります☆

NOTH寺子屋 /// 古と今が途切れない学・社会・人・未来

ホームページ:http://noth.jp

お問い合わせ:コチラ

今後のNOTH

12/6 土
13歳からの相対性理論 vol.2 「モノの見方と物理」(小林)
13歳からの相対性理論 vol.3「動きながらモノを見る」(小林)
うちゅうのおはなし ∅ 「次元ってなんだろう」(小林)
物理十話 「魔術と科学」(江本)
大人のための数学講座 in 大阪「計算史」序説(森田)

12/13 土
親子で楽しむうちゅうのおはなし in群馬 「ビッグバンって何だろう」(小林)
ブラックホールの不思議in 群馬(小林)

12/20 土
大人のための数学講座 in 東京 「チューリングの思想と生涯」(森田)

12/21 日
水の霊獣が宿るとき(久保)

謎解き宇宙論 

これまでの「うちゅうのおはなし」では,宇宙の始まりやその果て,
ブラックホールの内部や次元など,どちらかというと
「誰もがすぐに思いつく疑問」をテーマにお話してきました。

そうした疑問はとても大きく,未だ解決されていなかったり,
解決されていたとしてもそれを理解するには前提となることが
多過ぎたりすることがよくあります。

この「謎解き宇宙論」では,もう少しゆっくり宇宙論を楽しむために,
そうした前提となる知識の一つずつを一回ごとのテーマとして取り上げ,
お話ししていきます。少しだけ数式もお見せしながら,
「なぜそんなことがわかったのか」という謎を解いていく講座です。

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●日時
2014.10.11 (土)
16:30-18:00

●参加費
2000円

●お申し込み
コチラ

●場所
「記憶の蔵」
文京区千駄木5-17-3
千代田線千駄木駅 徒歩8分

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第一回目のテーマは「距離を測る」です。
宇宙論も他の科学と同様,観測すること,
つまり「測る」ことが研究の出発点となります。

例えば,暗く,か細い光を放つ天体があったとして,
果たしてそれは遠いから暗く見えるのでしょうか。
近いけれどあまり光っていないだけなのでしょうか。
それとも単に小さいだけなのでしょうか。
そもそも光が強いとは,明るいとはどういうことなのでしょうか。

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他にも,この太陽系が属する天の川銀河の大きさや,
他の銀河までの距離はどうやって求めるのでしょうか。
また,私たちに一番身近な天体はこの地球ですが,
地球の大きさは紀元前250年頃にはわかっていたと言われています。
そればかりか,月や太陽までの距離もわかっていました。

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実は現代においても,天体までの距離を測ることは宇宙の研究にとって
非常に重要かつ最も基本的なことです。
宇宙の年齢や,宇宙がどうやって膨張しているかといったことも
距離の計測と密接に関わっているのですが,それらはどうやって測られているのでしょう。

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そんな,「言われてみると確かに…?」という謎を取り上げることで,誰しも思いつく素朴な疑問がどうやって科学の対象になっていくのか,そして謎がどうやって解かれていくのかをご紹介したいと思います。「うちゅうのおはなし」と同じく,数学や物理の知識は前提としませんので,お気軽にお越し頂ければ幸いです。

 

 

●講師
小林晋平

1974年長野県生まれ。

国立群馬工業高等専門学校 一般教科(自然科学)准教授。
専門は理論物理学,特に相対論・宇宙論および量子重力。

1994年 京都大学理学部入学,1999年 卒業。
2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。
博士(人間・環境学)取得。

その後,東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター研究員,日本学術振興会海外特別研究員(カナダ・ウォータールー大学およびペリメーター理論物理学研究所にて研究)を経て,現職。

超弦理論を用い,宇宙創成の瞬間に何があったのかを「納得する」ために研究を続ける傍ら,次世代の教育のあり方についても模索している。現在まで5年連続して学生から「群馬高専ベストティーチャー」に選出。

平成23年度群馬高専教育貢献賞受賞,平成25年度群馬高専外部連携貢献賞受賞。平成25年度全国高等専門学校機構教員顕彰(一般部門)の候補に群馬高専代表として選出。

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撮影:Noriko Honjo

写真/画像
©Jeriff Cheng
©NASA
©NASA
©Khaydock

今後のNOTH

9/13 【新】医をめぐる
「チベット医学の思想と哲学」(小川)
「補完代替医療の歴史と展望」(稲葉)
9/20 大人のための数学講座 in 東京(森田)
9/21 音語り(本郷)
9/24 音語り(本郷)
9/28 【新】カラスの学校(松原)
9/28 大人のための数学講座 in 大阪(森田)
10/4 藝術との対話(原木)

物理十話(とは)?第1話 アンコール

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物理とは何でしょう。

それは、この世界の真理に触れんとする
学問のようでもあり、この世界の美しさを
描きださんとする芸術のようでもあります。
またそれは、頭をつかって物事を考えていく
思索のようでもあり、身体をつかって
物事に触れていく行為のようでもあります。

いずれにせよ物理学においていちばん大切なことは、
その眼差しの作法にこそあります。
私たちが棲まうこの世界、その豊かな表情に
覚醒していくこと、そのための学問であり、
芸術であり、思索であり、行為です。

本講座では、物理をめぐる十話を通じて
「物理とは」を問い掛けることで、
みなさまと眼差しを重ね、「物理学の風景」を
共有していきたいと思っています。
一話一話は独立したテーマを扱っており、
それぞれが単独で楽しめるようになっております。

日時:2014.8.1(金)18:30-20:30
参加費:3500円
お申し込み:コチラ
 
場所:「記憶の蔵」 文京区千駄木5-17-3
JR西日暮里駅 徒歩13分
千代田線千駄木駅 徒歩8分

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第一話では「数学と身体」についてお話しします。

物理学という営みが「数学」を通じてこの世界に触れていく営みであることは、みなさんご存知だと思います。
そうして物理学者というと、机の前にすわって一日中
「計算」をしているイメージが湧くかたも、多いのではないでしょうか。
そのとき、数学や計算という言葉にともなったある種の冷やかさもあいまって、物理学に「頭による理解」はあるけれども、「身体による実感」はないのではないかとお思いになられるかたも多いと思います。しかしこれは、大きな誤解であるといえます。

私たち人類と悠久の時間をともにして構築されてきた数学のなかには、知らず知らずのうちに私たちの「身体性」がうつり込んでいます。ひとつの計算をするとき、思わず浮かび上がってくる身体的なイメージがそこには存在していて、物理学者が、望遠鏡でも望くことができないほど大きな宇宙の世界や、顕微鏡でも顕わすことができないほど小さな素粒子の世界など、私たちの身体スケールからは遠くへだたっていて、決して触れることのできない世界のことを、それでもまるで、それをこの眼でみてきたかのように語ることができる背景には、こうした数学と計算のなかへと織り込まれた身体感覚があります。

今回は、計算というのが単なる頭のなかの「思索」ではなく、身体感覚をともなう「行為」なのだということを体感していただければと思っています。−1に−1を掛けると1になるのはどうしてかという初歩的なところからお話しますので、数学が苦手なかたもご安心していらしてください。

 

 

講師:江本伸悟

1985年山口県生まれ。
2004年東京大学理科1類入学。
2008年東京大学工学部卒業。

2011年東京大学大学院にて科学修士取得、先端エネルギー工学優秀賞受賞。

現在、博士課程にて非線形科学の研究を営む。
教育に関して大人が子供に与えることのできる1番のプレゼントは、大人自身が学問を楽しみ、溌剌とした学びの姿勢を見せてあげることだという想いから、この世界を新しい視点から眺めるための「文化としての科学」について東京近辺にて適宜講演している。

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画像:
Circles in the Circle(1923), Vasily Kandinsky
Colourful Ensemble(1938), Vasily Kandinsky

うちゅうのおはなし in ぐんま

NOTHの講座、上毛新聞社さまのご協力をいただき、
群馬ではじめての開催が実現しました!
小林先生の熱いお話を、お楽しみに。
みなさま奮ってご参加ください☆

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第1部「うちゅうってなんだろう」
 (子供/親子向け)

日時:2014.7.26(土)14:00-15:00
参加費:無料
場所:上毛新聞社 上毛ホール
(前橋市古市1-50-21  新前橋駅より徒歩4分)
お申し込み:コチラ

ブラックホールってどんな物体なのでしょう。
吸い込まれたら光でもにげ出せないことは有名ですが,
何でそんなことがわかるのでしょう。それに,ブラックホールって
どうやってできるのでしょう。星がつぶれるとできる?
じゃあ太陽もいつかブラックホールになるのでしょうか?
ブラックホールをどうやって見つけるのかもなぞですよね。
星のように光っていれば見つかりそうですが,
ブラックホールは黒くて見えないはず…
そんな,ブラックホールについてのいろんなギモンに小林先生がお答えします!

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第2部「宇宙はどうやって始まったのか 〜超弦理論が描く宇宙像〜」
(一般の方向け)

日時:2014.7.26(土)16:00-18:00
参加費:1500円 (中高生以下、無料)
場所:上毛新聞社 上毛ホール
(前橋市古市1-50-21  新前橋駅より徒歩4分)
お申し込み:コチラ

 私達は自分が存在しているこの世界のことをどのくらい知っているのでしょう。私達を取り巻く広大な宇宙,この宇宙に果てはあるのでしょうか。そして,宇宙はどうやって始まったのでしょうか。
 一方,極微の世界に目をやれば,物質は原子から出来ていて,原子は原子核から出来ていて,原子核はクォークから…と,物質の根源は一体何なのかという疑問も浮かんできます。
 これらに答えを与えるかもしれないと期待されているのが
超弦理論です。超弦理論では,弦が振動することで物質ばかりか,空間にも「化ける」ことが示唆されます。この講座では難しい数式は使わずに,超弦理論や現代宇宙論がどのようなものなのかをご紹介し,高次元時空など,そこから導かれる新しい宇宙像についてお話しします。

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【後援】上毛新聞社
※会場には駐車場がありませんので,お車でお越しの際は
新前橋駅駐車場など,近隣の駐車場のご利用をお願い致します。

講師:小林晋平

1974年長野県生まれ。

国立群馬工業高等専門学校 一般教科(自然科学)准教授。
専門は理論物理学,特に相対論・宇宙論および量子重力。

1994年 京都大学理学部入学,1999年 卒業。
2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。
博士(人間・環境学)取得。

その後,東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター研究員,日本学術振興会海外特別研究員(カナダ・ウォータールー大学およびペリメーター理論物理学研究所にて研究)を経て,現職。

超弦理論を用い,宇宙創成の瞬間に何があったのかを「納得する」ために研究を続ける傍ら,次世代の教育のあり方についても模索している。現在まで5年連続して学生から「群馬高専ベストティーチャー」に選出。

平成23年度群馬高専教育貢献賞受賞,平成25年度群馬高専外部連携貢献賞受賞。平成25年度全国高等専門学校機構教員顕彰(一般部門)の候補に群馬高専代表として選出。

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撮影:Noriko Honjo

物理解題

前回ご好評をいただいた『物理解題』が,新講座として始まります。この講座では学校型の「基本から始めて最先端へ」という積み上げ型のお話とは逆に,まず最先端の話を「学会で,専門家を相手に話すときの話し方で」10分ほどお話しします。その10分ではあえて専門用語の解説も一切せずに私たち学者がふだん専門家同士でどのような話をしているのかをお見せし,その後,中身について詳しく種明かしをしていきます。

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日時:2014.6.28(土) 16:30-17:30
場所:都内某所
(お申し込みいただいた方に、詳細お送りいたします)
参加費;投げ銭制
お申し込み:コチラ

※同日 14:00-16:00 「うちゅうのおはなし」もございます。ぜひ併せてご参加ください♪

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 学問の場合は理解しなければ面白さがわからないと思われがちですが,私たちが何らかの作品や商品に触れるとき,その解説書や取扱説明書を読まなくても,作品そのものを見たり触れたり,聞いたりするだけで「すごい!」と思ったり,感動したりすることが多々あるように,学問にも「説明書を最初に読まない味わい方」があります。今回は「非可換幾何学を応用した重力理論から導かれる解について」を題材に取り上げ,「専門用語だらけで難しいはずなのに,なぜかワクワクする!」という感覚を味わって頂きたいと思います。新しい物理の楽しみ方をぜひご体験下さい!

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講師:小林晋平

1974年長野県生まれ。

国立群馬工業高等専門学校 一般教科(自然科学)准教授。
専門は理論物理学,特に相対論・宇宙論および量子重力。

1994年 京都大学理学部入学,1999年 卒業。
2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。
博士(人間・環境学)取得。

その後,東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター研究員,日本学術振興会海外特別研究員(カナダ・ウォータールー大学およびペリメーター理論物理学研究所にて研究)を経て,現職。

超弦理論を用い,宇宙創成の瞬間に何があったのかを「納得する」ために研究を続ける傍ら,次世代の教育のあり方についても模索している。現在まで5年連続して学生から「群馬高専ベストティーチャー」に選出。

平成23年度群馬高専教育貢献賞受賞,平成25年度群馬高専外部連携貢献賞受賞。平成25年度全国高等専門学校機構教員顕彰(一般部門)の候補に群馬高専代表として選出。

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Photo:Noriko Honjo

画像:
・A Cosmic Magnifying Glass, Andrew Fruchter and the ERO Team [Sylvia Baggett (STScI), Richard Hook (ST-ECF), Zoltan Levay (STScI)] (STScI).
・Causal structure of a space-time with two time dimensions and one space dimension,M. Velev
・Graph of gravity well,

物理十話(ぶつりとは?)

1950-134-104-CX

物理とは何でしょう。

それは、この世界の真理に触れんとする
学問のようでもあり、この世界の美しさを
描きださんとする芸術のようでもあります。
またそれは、頭をつかって物事を考えていく
思索のようでもあり、身体をつかって
物事に触れていく行為のようでもあります。

いずれにせよ物理学においていちばん大切なことは、
その眼差しの作法にこそあります。
私たちが棲まうこの世界、その豊かな表情に
覚醒していくこと、そのための学問であり、
芸術であり、思索であり、行為です。

本講座では、物理をめぐる十話を通じて
「物理とは」を問い掛けることで、
みなさまと眼差しを重ね、「物理学の風景」を
共有していきたいと思っています。
一話一話は独立したテーマを扱っており、
それぞれが単独で楽しめるようになっております。

第一話 数学と身体 

日時:2014.6.14(土)14:00-16:00

場所:都内某所
(お申し込みいただいた方に、詳細お知らせいたします)

参加費:3500円
(当日、会場でお支払いくださいませ)

お申し込み:コチラ
(満員御礼につき、受付は終了いたしました)

※講座後には、演習タイムも予定。
(時間60〜90分、参加費1000円程、当日受付)

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第一話では「数学と身体」についてお話しします。

物理学という営みが「数学」を通じてこの世界に触れていく営みであることは、みなさんご存知だと思います。
そうして物理学者というと、机の前にすわって一日中
「計算」をしているイメージが湧くかたも、多いのではないでしょうか。
そのとき、数学や計算という言葉にともなったある種の冷やかさもあいまって、物理学に「頭による理解」はあるけれども、「身体による実感」はないのではないかとお思いになられるかたも多いと思います。しかしこれは、大きな誤解であるといえます。

私たち人類と悠久の時間をともにして構築されてきた数学のなかには、知らず知らずのうちに私たちの「身体性」がうつり込んでいます。ひとつの計算をするとき、思わず浮かび上がってくる身体的なイメージがそこには存在していて、物理学者が、望遠鏡でも望くことができないほど大きな宇宙の世界や、顕微鏡でも顕わすことができないほど小さな素粒子の世界など、私たちの身体スケールからは遠くへだたっていて、決して触れることのできない世界のことを、それでもまるで、それをこの眼でみてきたかのように語ることができる背景には、こうした数学と計算のなかへと織り込まれた身体感覚があります。

今回は、計算というのが単なる頭のなかの「思索」ではなく、身体感覚をともなう「行為」なのだということを体感していただければと思っています。−1に−1を掛けると1になるのはどうしてかという初歩的なところからお話しますので、数学が苦手なかたもご安心していらしてください。

※講座後には、講座内容をより深く実感したいかたのための演習タイムも企画したいと思っております。
みんなでわいわいと計算をたのしめる時間にしたいと思っておりますので、お時間ございますかたは是非ご参加ください。

(時間60〜90分、参加費1000円程、当日受付)

 

 

講師:江本伸悟

1985年山口県生まれ。
2004年東京大学理科1類入学。
2008年東京大学工学部卒業。

2011年東京大学大学院にて科学修士取得、先端エネルギー工学優秀賞受賞。

現在、博士課程にて非線形科学の研究を営む。
教育に関して大人が子供に与えることのできる1番のプレゼントは、大人自身が学問を楽しみ、溌剌とした学びの姿勢を見せてあげることだという想いから、この世界を新しい視点から眺めるための「文化としての科学」について東京近辺にて適宜講演している。

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画像:
Circles in the Circle(1923), Vasily Kandinsky
Colourful Ensemble(1938), Vasily Kandinsky