水の霊獣が宿るとき

黄泉比良坂(よもつひらさか)-古事記に登場する、あの世とこの世の狭間です。ここ、日本に実在します。

もちろん、実際は地名だけですが・・・意外とこんな風に、異界への入り口は身近に存在しているのかもしれません。

この度、新しく登場する本講座では、そんな異界を様々なアプローチで考察していきます。

もしかすると、おもしろすぎて現世に還ってこれなくなるかも、しれません。

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水の霊獣が宿るとき

水の霊獣とは、河童や龍などの、現実世界ではない異界に棲むとされる生き物を指します。

しかし例えば、河童とは何なのでしょうか。異界の住人である河童はどのようにして出現し、語られ、記述され、そして姿を消していったのか。その時代的・地域的変遷を追っていくと、彼らは私たちの日常生活と密接に関係した存在であることが分かります。

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今回はまず一枚の絵から話をスタートさせ、その絵に込められたトリックを暴くと同時に、河童の正体を紐解いていきます。

その上で、いかにして河童が私たちの存在する現実空間に潜んでいるか、その方法を探り再考していきます。

河童の二次元的記述方法から、三次元的記述方法へ。水の霊獣が宿る異界の覗き方を、丁寧にお伝えしていきます。

日時:2014.6.1(日)15:00-17:00

場所:都内某所
(お申し込みいただいた方に、詳細お送りいたします)

参加費:2000円

お申し込み:コチラ

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この講座では、「異界」と認識されてきた世界について取り上げます。とりわけ、水にまつわる異界を取り上げていきます。

「異界」とは、日常社会・生活の向こう側にある領域のことで、この日常社会・生活をどのように把握するかで異界の中身が大きく変わってくるものです。自然・身体・絵画・庭園・空間・都市などに触れながら、あらゆる水にまつわる異界を考察していきたいと思います。

それにより受講後、皆さんに「美術や日常に対する見方・認識がより深化した」と感じていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

講師:久保マリコ  Kubo Mariko (美術解剖学)

1987年愛知県生まれ
2007年東京藝術大学美術学部建築科入学,2011年卒業             2011年東京藝術大学大学院美術研究科美術解剖学研究室入学
2013年芸術学修士取得

卒業設計:『時の門、水の間』修士論文:『水の異界性について』
美術解剖学での自然や身体の学びを活かし、メディカルイラストや
空間を制作しています。

画像:

狩野探幽「虎の間障壁画《群虎図》12面のうちの8面」(南禅寺・本坊小方丈 17世紀)、出典:武田恒夫『日本美術絵画全集 第十五巻 狩野探幽』集英社 昭和53年

橘小夢《水魔》1932年頃(個人蔵)、出典:今野裕一『yaso夜想/特集#「耽美」』ステュディオ・パラボリカ 2006

大徳寺・龍源院《東滴壺》講師撮影

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